40代で転職を考えている方が最も気になるのは、やはり転職後の年収に関してでしょう。
家族を養わなければならない方も多いでしょうし、転職後に大きく年収が下がってしまえば、日々の生活にも大きな影響が出てしまいますからね…。
特に40代で転職した際の平均年収は、この歳で転職をするなら誰しもが気になるところだと思います。
ですので今回は、40代で転職した方の1年目の平均年収を調べてみましたのでご紹介していきます!
40代で転職した際の、1年目の平均年収とは
早速ですが40代で転職した方達の、1年目の平均年収をお伝えできればと思います。
40代で転職した際の平均年収は、現在450.9万円という数値となっているようです。
この数字は「まあそんなもんか」と納得がいくのですが、内訳を見ると40代の転職者の中でかなりの格差が生まれていることがわかります。
【40代転職者の初年度平均年収内訳】
1000万円以上 6.2%
700万~999万円 6.2%
500万~699万円 19.2%
400万~499万円 15.1%
400万円未満 53.4%
実は年収400万円台の層は2割にも満たなく、400万円以下の方が5割りを超えている状況になっています。
このデータを鑑みる限り、40代の転職ではかなりの格差が生まれていることを、まずは知っておく必要がありそうです。
40代の転職で年収が減った人の割合は?
それからもう一つのデータとして、40代の転職で年収が減った人の割合をご紹介します。
40代で転職した方の中で、年収が減った人の割合は、全体の中の32.9%に及ぶそうです。
実に1/3もの40代の方が、転職によって年収が減る結果となっているみたいですね。
一見残念な結果にも見えますが、転職とは基本的に年収が減ってしまうものとも考えられますので、前職の年収を維持もしくは年収を上げることができた層が、2/3を占めているとも捉えることができます。
正しい転職の仕方をすれば、40代からの転職でも年収を下げなくても済む可能性は大きいと考えられるのです。
年収を下げないための転職方法
では40代にして年収を下げずに転職するためには、どういう転職方法がおすすめなのでしょうか?
これは他の記事でも書いていることですが、年収を下げたくないのであれば転職活動において収入面での妥協はしないことです。
当たり前のことかもしれませんが、40代での転職活動の厳しさに直面すると、途中でついつい条件を下げてしまいたくなってしまいます。
気がつけば「転職すること」だけが目的になってしまい、無事転職できたものの年収が大きく下がった…なんて方も多くいるそうです。
年収だけに捉われるとブラックな会社に入社してしまう可能性も生まれてきますが、年収を絶対に下げたくないという方ほど、求人を探す際や面接時のタイミングで、きちんと年収面は確認しておいたほうがいいと考えます。
転職エージェントの活用もおすすめ
また年収を下げずに転職したいのであれば、転職エージェントの活用はやはりおすすめです。
僕は実際転職エージェントを使って転職しましたが、僕が仕事をしている間にも企業に年収の交渉もしてくれ、そこの折り合いがついた段階で面接に望むことができます。
求人票と実際の雇用条件が違うことも、今の時代は珍しいことではありません。
面接をした際に思ってもいなかった条件を突きつけられる可能性も鑑みると、先に企業側と話をしてくれる転職エージェントは、40代の転職活動には欠かせない存在だと思っています。
このページの下部でお勧めの転職エージェントをご紹介していますので、是非活用してみてください!
(転職エージェントは企業からお金をいただいているので、利用者は無料で活用できます)
40代の平均年収を上回るために
今回の記事でお伝えしたいことは、40代の1年目の平均年収は400万円代半ばくらいですが、実際は400万円以下の層が半数以上にも及び、400万円代の層も2割以下であること…
つまり500万円以上の層が平均を押し上げているだけだということです。
40代の転職においてはかなりの格差が生まれているようですが、逆に考えれば転職にて1年目で500万円以上の年収をもらっている層もかなり多いということですので、年収にこだわるのであれば、やはり500万円以上の年収を狙っていきたいところです。
今は人材不足で年収の高い求人が増えており、今後もその流れが加速すると言われていますので、妥協せず根気強く転職活動をすることも大切ですよ。