昔の武勇伝を語り続けている、仕事ができない上司…
あなたの周りにも、恐らく1人や2人はいるんじゃないでしょうかね(笑)
「昔の俺は毎月営業成績がトップで〜」
こういう話を聞かされるたびに、周りはうんざりするものです。
確かに昔は仕事ができていたのかもしれませんが、時間の経過とともにどういう理由か「使えない上司」と化し、いつまでも昔の武勇伝を語り続ける人になってしまうことがあります。
僕は大企業にいたのでかなり目にして来ましたが、こういう昔優秀だった使えない上司が生まれる理由とは、一体なんなのでしょうか。
自分も人ごとではないので、色々調べながら考えをまとめてみました(笑)
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「昔優秀だった」使えない人の特徴とは
というわけで、まずは昔優秀だったが今や使えない上司と化してしまった人達の特徴をまとめていきたいと思います。
こういった要素は人間である以上、誰しもが大なり小なり持ち合わせている心理だとも感じました。
なのでこういった人達を反面教師として、自分が将来使えない上司とならないよう気をつけてほしいですね…。
今仕事ができないことを認められない
そういった「昔優秀だった人」を多く見ていて一番感じたことは、彼らは今仕事ができない、周りから評価されていないことを決して認めようとしないことです。
彼らも馬鹿ではないので、心の底では自分が評価されていないことや、仕事があまり上手くいっていないことを理解しているでしょう。
しかしそれを認めることはプライドが許さないので、昔の成功体験を引っ張り出して自分を大きく見せ続けてしまうのだと思います。
それから昔優秀と言われていた人たちは、その時の成功法則に囚われてしまっているとも感じました。
時代が変わればやり方も変わるわけですが、一度成功した人はそのやり方に固執してしまい、結果時代に取り残されてしまうのでしょうね。
変化を受け入れられないというのも、「昔優秀だった」仕事ができない上司の特徴かもしれません。
周りの意見を聞き入れられない
また周りの人の意見を全く聞き入れないのも、こういった人達の大きな特徴だと思いました。
同僚の意見にも全く聞く耳を持たないですし、部下の意見なんて尚更です。
むしろ部下が彼らに意見を言おうものなら、怒鳴り散らされた挙句、いつ終わるかわからない武勇伝が始まるのがオチですね(笑)
もちろん上からの指示や意見は聞いている感じはしますが、その後の行動を見るとやはり上っ面で聞いていたのだと感じます。
心から周りの意見を聞くことができないのも、使えない上司になってしまう大きな要因ですね。
会社の仕組み上、使えないポジションに収まってしまう
また少し視点を変えた意見ですが、昔優秀で人の話もしっかり聞けるような人物でも、ポジションが変わった途端使えなくなってしまう方もいます。
それは管理職に向いていなかったという、個人的な特性もあるかと思いますが、現場でも管理職でも、昇進すれば仕事がガラッと変わります。
そして一般の会社では、昇進などは以下のような簡単な基準で決まるとも言えるでしょう。
仕事ができる→昇進
仕事ができない→停滞
この図式で考えれば、仕事ができるうちは昇進により仕事内容が変わり、仕事ができなくなるとそのポジションで停滞する…。
つまり仕事ができる人であっても、最終的に自分の能力が発揮できないポジションに収まってしまう可能性は高いということなのです。
もちろん本当に優秀な人であれば、昇進するたびに自分の在り方や仕事の仕方を変えていくでしょう。
しかしそんな器用な人は本当に一握りだと思いますし、大抵の人はそんな風に生きることはできないでしょう。
なので昔優秀だった人が使えなくなってしまうのには、会社の仕組みにも原因があるのかもしれませんね…。
変化に上手く適応しないと、使えない人になる
色々書いてみましたが、共通する点としまして、変化に上手く適応できるかどうかが、使えない人になるかそうでないかの鍵になると感じました。
時代の変化、周りの変化、役職の変化…
あらゆる変化に上手く適応できる人こそ、いつまでも周りから慕われ必要とされる人材になれるのだと思います。
僕もこの歳で頑固になっている面はあると感じていますので、変化に適応できるよう頑張っていきます(笑)