私は47歳にして転職に成功しましたが、実は転職に成功した後にも大きな課題がありました。
それは転職後会社に馴染めるかという問題です。
私が入った会社は30名に満たないベンチャー企業なのですが…
私より年上の方は事務の女性一人だけでしたので、会社の若い方達と上手く馴染めるのか、不安で不安でしょうがなかったんですよね(笑)
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40代の転職者が会社に馴染むために必要なこと3つ
ただこれと同じ不安を抱える40代の転職者も多いと思います。
この歳で新しい人間関係を作っていくのもある種のストレスですし、特に転職先の企業が若い人達ばっかりですと、そのストレスや不安も一際大きなものとなるでしょう…(笑)
ただ40代の方には家庭を持っている方も多いでしょうし、仕事を辞めることが難しい分、一層人間関係で躓くことは避けたいところですよね。
なので僕が今の会社に転職してから、会社に馴染むために行ってきたことを3つにまとめてみました。
1.謙虚な気持ちを保つ
40代だと過去に仕事で成功してきた方も多いでしょうが、新しい職場では一番下っ端になったくらいの謙虚な気持ちを保つことが大事です。
人の話を素直に聞くこと、わからないことは素直に教わること、きちんと「ありがとう」と伝えること。
これらは40代の転職においては必須だと僕は考えています。
もちろんこれらはほとんどの方はわかっていることだと思いますが、わかっているのと出来ているのは大きく違います。
僕自身、昔の成功体験に捉われて、つい上からになってしまいそうになることもあり、その度に自分で「いかんいかん…」と修正をかけていました。
転職したら特に最初の段階は、「◯◯さんって、40歳なのにすごく謙虚ですよね!」と言われることを目指しましょう。
2.仕事に関する質問で関係値を築く
まるで新人みたいですが、転職先ではまず仕事について色々質問することが大切です。
その理由としましては、いち早く仕事を覚えるという意味よりも、周りと早く馴染むためという側面が、僕の場合は大きかったですかね。
特に自分が40代で周りが若い方達ばかりの場合、共通の話題で仲良くなるのはなかなか難しいかもしれません。
中には若い方と馴染むのが早い方もいますが、少なくとも僕はそういうタイプではなく、同じく若い方と話すのが苦手な方も結構多いんじゃないでしょうか。
そういう方には、まず仕事に関してたくさん質問をすることをし、関係値を作っていくことをお勧めします。
3.隙を作る
最後にご紹介するのは「隙を作る」ことです。
40代の転職者というのは、本人は言わずもがな、周りも接し方に困ることは容易に想像出来ます。
私も最初、周りからあまり話しかけてもらえなかったのですが、確かに知らない40代のおじさんがぶすっとした顔で仕事をしていたら、みんな近寄りがたいですよね(笑)
なので家族や友人に相談をした末、「もう少し隙を見せたらいいんじゃない?」と言われたのがきっかけで、隙を作ることを意識し始めました。
スキを作るポイントは、笑顔で話しかけられやすい雰囲気を作ることも大切ですが、ちょっとドジな面を見せたり、自分の弱いところをさらけ出していくのが効果的です。
例えば僕の場合はニンジンが苦手なので、妻が作ってくれた弁当にニンジンが入っていた際、周りにニンジンが苦手なことを伝えます。
するとみんな面白がって、例えば飲み会などでニンジンが出てくると、僕に勧めてきたりするのです(笑)
そうやってだんだん周りからイジられるようになってくると、社内の若い人達に囲まれていても、居心地よく仕事が出来るようになってきます。
隙を作るというのはなかなか難しいですが、その分感じる効果はかなり高いので是非試してみてください。
40代で転職しても、会社に馴染むことは出来る
40代で転職した方の多くが恐らく壁にぶち当たるであろう、会社に馴染めるかという問題…
少なくとも今回ご紹介したポイントだけ出来ていれば、40代でも会社に馴染むのはそんなに難しくないと思います。
間違っても前職の自慢や過去の栄光にすがらず、一から人生やり直すくらいの気持ちでいると、より会社に馴染むのも早くなるでしょう。
転職先に一刻も早く馴染めるよう、応援しています。