40代で転職活動を始める方の中には、今回が初めての転職活動だという方も多いはず。
かくいう僕自身も、47歳にして初めての転職活動を始め、わからないことだらけの不安な転職活動をスタートさせました。
なので今回は同じ境遇で悩んでいる、40代で初めて転職活動をする方向けに、転職活動の一連の流れを書いていきたいと思います!
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転職活動の一連の流れを7ステップでご紹介
それでは早速、転職活動の一連の流れ及びその段階でやるべきことを、7ステップで書いていきます。
これは僕自身の体験に、今となって思ったことや調べて知ったことを補足として記載しています。
初めて転職活動をされる40代の方は、是非参考にしていただけたら嬉しいです!
ステップ1:転職サイトに登録し求人を見てみる
40代にして初めて転職活動をする場合、何から始めたらのいいか、さっぱりわかりませんよね。
転職活動の第一歩としまして、まずは転職専門の求人サイトに登録するところから始めましょう。
転職サイトに登録することで、あらゆる企業の求人が見られるようになります。
更に履歴書や職務経歴書を送らなくても、自分の経歴を登録するだけで簡単に企業へ応募ができる仕組みとなっています。
履歴書・職務経歴書は面接時に求められますが、選考までの過程では必要ありませんので、最初のステップは求人を探すことに専念してください。
それからどんな会社に転職したいかが仮に決まっていなくても、求人を眺めるだけでヒントが得られることもあります。
どんな段階の方でも、最初に転職サイトに登録をすることはとても大切なことなのです。
ちなみに登録すべき転職サイトは、まずは業界最大手リクルートが提供するリクナビでしょう。
転職専門のリクナビNEXTには、転職業界で最も多く求人が集まっていますので、こちらに登録して眺めることが、転職活動の第一歩と考えていいと思います。
ステップ2:希望条件を明確にする
次に当たり前かもしれませんが、自分が企業に求める条件を明確にしましょう。
深く考えてみると、意外と漠然としている部分も多かったりしますので、自分が企業に求める条件は、一度は必ず腰を据えて考えてほしいです。
(※すでに明確になっている方は、この項目は読み飛ばしてください)
ちなみに僕は紙に書いて整理する方法をとりましたが、紙に書くと視覚化されるので、自分が考えていることを整理しやすいです。
特に40代の転職ですと、全ての条件を通す訳にもいかなかったりします。
ですので絶対譲れないものと、譲歩可能なものを分けて整理しておく作業はより大切です。
何も考えずに条件だけで転職してしまいますと、入社してから「やっぱり違う」となる可能性が高くなりますので、面倒かもしれませんがこの作業は怠らないでくださいね。
ステップ3:自分に合った複数の媒体を活用する
自分のやりたいこと、希望する条件が明確になったあとは、その条件に合致する転職媒体を活用していきましょう。
例えばIT系に進みたいなら、IT専門の転職サイト。高収入を得たいならハイクラス専門の転職サイトと言うように、希望する案件の転職サイトを活用することで、転職活動を効率的に進めることができます。
先ほどご紹介したリクナビも含め、複数の転職サイトに登録しておくことで、転職活動の幅を広げることにも繋がるのです。
また転職エージェントのサービスも活用することで、自分の転職活動の幅を更に広げることが可能です。
転職エージェントとは転職相談に乗ってくれたり、こちらに合う仕事を代わりに探して紹介してくれるといった、例えるなら民間のハローワークのような組織です。
登録しておくと、こちらが仕事をしている間にも求人を探してくれるので、自分一人で転職活動を頑張るより遥かに効率的になります。
転職活動が一気に加速しますので、転職エージェントの利用は個人的に強くお勧めしたいです。
(転職エージェントは企業側からお金をもらっているので、ハローワークと同じく利用は無料です)
一応個人的に優良だと感じた各業界の転職サービスをご紹介しますので、是非参考にしていただけたら幸いです。
⇒【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】

・IT系
⇒GEEKLYのIT・WEB・ソーシャルゲーム業界への転職支援サービス

・不動産業界
⇒不動産求人掲載数No.1『いえらぶキャリア』

・飲食系
⇒飲食求人なら【アイティーケー!】

※他にお勧めできるものが見つかり次第、追記していきます
ステップ4:履歴書・職務経歴書を作成
各媒体に登録をしたらいよいよ応募をしていくのですが、面接が決まってから履歴書・職務経歴書を書き始めるのは得策ではありません。
何故なら企業によっては返事が来た日から2〜3日後に面接を指定されることもあり、今の仕事が忙しかったりすると書類を作成する時間が確保できない可能性があるからです。
慎重になりすぎて書類作成から始める必要はありませんし、むしろ書類作成を始めるのは求人を眺めつつ、ある程度条件や方向性を固めてからの方がいいでしょう。
ただせめて応募を始めるのと同時並行くらいのタイミングで、書類作成には取り掛かりたいところです。
それから履歴書・職務経歴書の書き方ですが、インターネットで調べると色々なテンプレートを見ることができ、ダウンロードも可能です。
一から全て作るのは大変なので、それらを元にして作った方が、短い時間でかつ綺麗なものを作ることができます。
また転職エージェントに登録していれば、書類の添削も行ってくれるので、一度自分が作ったものを見てもらいましょう。
ステップ5:応募をし、面接まで漕ぎ付ける
ここまで準備できたら、あとは応募をするのみです。
各企業に応募をし、まずは1社面接まで漕ぎ着けることが、このステップでの目標になります。
なのでステップ2で決めた条件を元に、10社ほど応募をしていきましょう。
40代の転職では、20代の就職活動のようにポンポンと面接まで進むわけではありません。
平均値でいうと10社応募して1〜2社が面接まで進むらしいので、まずは10社ほど応募するのがいいと思います。
もちろん能力がずば抜けて高かったり、他の人が持っていないスキルを持っているのであれば、40代でも引っ張りだこなので、応募数はもっと下げていいでしょう。
1社面接まで行けば、そのまま内定がもらえる可能性が生まれてきますし、もしダメでも「何社応募して何社内定が出た」という、自分の中での統計が作れます。
自分の中の指標があるのとないのとでは、転職活動に大きく差がでてきますので、どのような結果になるにしても、まず面接まで持っていきたいところです。
ステップ6:面接の準備
無事面接が組めたら、しっかりと事前準備をしましょう。
特にすることはないと高を括っていると、当日痛い目を見る可能性が高くなってしまいます。
面接では就活の時と同じく、何を聞かれるかはある程度決まっています。
ただしそれは僕たちが20代の時に聞かれたことと異なってきているため、今はどのような質問が多いのか、しっかりリサーチしておいた方がいいです。
それから自分の外見にも気を配りましょう。
社会人として当たり前なことなのですが、長年一つの会社に勤めていると、ヨレヨレのスーツや使い古したカバンを使っていることも多いみたいです。
(僕も類に漏れず…でした 笑)
特に結婚していると自分の服に無頓着にもなりやすいので、面接では自分が考えている以上に、40代の面接ではある程度品のある服装が求められていると思っておいて孫はなさそうです。
そのためスーツはある程度高級なスーツを着用し、ネクタイも品のあるものを着用しましょう。
ネクタイピンもシンプルかつ品のある物をつけるなど、小物類にも気を配った方が良さそうです。
これは業界によって、求められるレベルが変わってくるので、自身が受けたい業界を鑑みて服装を考え、必要なものを揃えていきましょう。
最終ステップ:二次(最終)面接の準備
無事一次面接を通過し、二次面接まで辿り着いたら、あなたの経歴やお人柄はほぼ問題ないことになります。
転職では二次面接が最終面接であることがほとんどですので、次が内定の合否を決める山場になります。
二次面接で見られるのはあなたの適性や能力です。
また条件面の擦り合わせが行われることも多いので、その辺りをクリアする必要があります。
まず適性検査(性格診断のようなもの)に関しては、事前準備をせず自分に正直に回答することが大事です。
嘘をついてしまうと、実は信頼係数という数値が下がってしまい、「この人は嘘をつく性格」だと判断されてしまうようです。
なのでありのまま正直に回答することが大切です。
また条件に関しても、内定をもらいたい一心で不当な条件を飲まないことです。
ステップ2で妥協できないものに割り振った条件まで妥協してしまうと、転職後大きく後悔することになり兼ねません。
なので条件に関しても、あまり事前準備できるものはないと言えます。
唯一対策が打てるのは、スキルに関する試験でしょう。
SPIまたはそれに類する試験は、多くの会社で導入されていると感じました。
なので最低でもSPIの勉強は必ずしておきましょう。
それから専門職では、それに関連する能力テストもあるので、足りないと感じるスキルは改めて勉強しておくことが大切です。
初めての転職活動、頑張ってください!
以上、40代で初めて転職活動をする方向けに、一連の流れ7ステップをご紹介しました。
恐らくこの流れでやると、初めての転職活動も上手く回り出すことでしょう。
初めての転職活動の怖さは僕もよくわかっているので、何か足りないと感じる情報があれば随時追加していきたいと思います。
これから初めて転職活動をされる方、応援してますので頑張ってくださいね!