転職理由で一番多いもの…
それは雇用条件ややりがいなどではなく、人間関係だそうです。
人間関係とはすごく難しいもので、誰しも職場に一人は嫌いな方がいることと思います。
ただ人間関係が悪くなりすぎて、転職で人間関係をリセットしたいと考える方も多いようですね。
若い方なら一定数いても不思議ではないと感じますが、僕らのような40代もしくはそれ以上の年代でも、人間関係をリセットしたくて転職する方も、実は少なからずいるという話を聞いたことがあります。
そういった人間関係を理由とした転職は、果たして良い方向に向かうのでしょうか…?
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人間関係に耐えられないなら、リセットした方がいい
人間関係の転職というと、世間ではやはりネガティブに捉えられる傾向が強いですよね。
しかし個人的な意見ですが、僕は人間関係に耐えられないなら、早々に転職した方がいいと思っています。
人間関係のストレスというのは尋常じゃないですし、それを必死に押し殺しながら働くなんておかしいじゃないですか。
なのでどうしても今の人間関係に耐えられないという方は、基本的にはなるべく早いうちにリセットしてしまうことをおすすめします。
世間や周りからは色々言われてしまうかもしれませんが、心がボロボロになって働けなくなってしまうよりは、ずっとマシだと思いますよ!
次も人間関係の壁にぶつかるなら、あなたにも原因がある
上記のような理由で、人間関係に耐えられないならリセットすることをおすすめするのですが、その上で一つお伝えしたいことがあります。
それは次も同じ壁にぶつかったのなら、あなたにも原因がある可能性は高いということです。
例えば前職ですごいパワハラ上司がいて、会社そのものの黙認している…という状況でしたら、次の職場で同じことは起こりにくいと思います。
しかし仕事ができないことで周りの態度が冷たくなるといったものですと、あなたが変わらない限り同じことが起きる可能性は非常に高いのです。
転職活動をしていた時に読んだ本で、「何かに躓いて、逃げで転職活動をする人は、次の職場でも必ず同じ壁にぶつかる」みたいなことが書いてあったのですが、本当にその通りだなと思いました。
もしかしたら自分が見えていないだけで、前職の人間関係においても、原因は自分にあったかもしれませんし、仮になかったとしても、そういう風に考えられることこそ大切なことだと考えます。
人間関係をリセットせずに修復することも視野に入れよう
また人間関係をリセットしてしまうのは簡単ですが、それを繰り返してしまうということは、転職を何度も繰り返してしまうことになり兼ねません。
昔ほどではないと思いますが、今でも職歴が多いのはあまりいいことではないでしょう。
なので人間関係をリセットしたくなった時は、一度今の人間関係を修復することを考えてみてもいいかと思います。
僕も以前何度か人間関係が悪くなり、その度に転職を本気で考えたものですが、意外と時間が経てば問題なくなっていました。
もちろん僕の方でもそうなるように努力しましたが、時間が勝手に解決してくれることも結構あるのです。
なので人間関係をリセットしたくなった時こそ、もう一粘りしてみて、何とか修復できるよう考えてみてください。
転職で人間関係をリセットするのは、なるべく繰り返さないように
ただの付き合いや友人関係ならともかく、容易に仕事の人間関係をリセットすることは考えない方がいいでしょう。
転職回数が増え職歴が多くなってしまうと、結果的に自分の首を絞めることになりますし、下手をすればもっと人間関係や職場環境がブラックな会社に入る羽目になるかもしれません。
しかし矛盾するようですが、どうしても人間関係が辛いのであれば、我慢せずに転職してしまうのもまた大切なことです。
以前より転職に対し寛容な世の中ですので、今よりもいい環境の職場は意外と簡単に見つかると思います。
自分にも問題がなかったか反省しつつ、次の職場で良好な人間関係を築いて行きましょう。