最近の若い層はゆとり教育などの施策により、学力が低下していると言われています。
学力低下が起こっているとすると、それが仕事へ深刻な影響を与えることは間違いなさそうですが、学力低下は全ての業界ではなく、一定の業界で起こっている可能性が高いなと個人的に考えています。
その学力低下が問題視される職場や、学力低下が引き起こしている問題などに関して、少し書いていきたいと思います。
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本当に学力低下は起こっているのか
本題の前に、そもそも学力低下は本当に起こっているのでしょうか?
我々オジサン世代は「最近の若いモンは…」というのが常套句ですし、自分たちの頃より学力が低下していると、どうしても思ってしまう節はあると思います。
実際今の40代の人たちも若い頃は「新人類」と呼ばれ、今20代が言われていることとほとんど同じことを言われていましたので、人間の主観なんてあてにはならなそうですね(笑)
ゆとり教育も騒がれていますが、僕もその世代の若い子でも優秀な人をたくさん見てきましたし、一概に学力低下が起こっているわけではないと思います。
ゆとり教育でも自主的に勉強する人はしていますし、年寄りでも若い頃勉強してこなかった人もいるわけですから(笑)
ですので今の若い世代は学力がないというのは、個人的には間違いだと感じている次第です。
学力の高い層と低い層の開きはあると感じる
ただ今の若い人たちは、学力の高い人はものすごく色々なことを知っていますが、逆に学力が低い層は著しく低いとも感じています。
インターネットが普及している分、やる気のある学生にとっては昔よりずっと勉強しやすく、たくさんの知識を入れることができる環境です。
しかし逆に勉強する気のない学生は、ゲームなどの娯楽も充実してしまっている分、昔の人たちより勉強していない可能性は高いと考えられます。
たまにニュースで学力の低い学生について取り上げられていますが、下の層だけを見てしまうと、確かに昔より学力が低いと感じてしまうのかもしれませんね。
学力低下が問題視されてしまう職場とは
職場でも学力の低下が問題視されているところが、時たまクローズアップされています。
学力低下はモラルの低下にも繋がり、インターネットに職場でふざけている画像(アイスを販売するケースに入るなど)をアップしてしまい、それが学力低下と関連付けられて紹介されてしまっているのを時より見かけますよね(笑)
ただ元々学力が高い人が集まる職場ではそういうのは起きておらず、誤解を恐れずに言えば「スキルがなくてもできる仕事」にのみ、そういう人たちが集まっている気がします。
先ほど書いた、学力の開きが大きくなっている予想が正しければ、元々学力の低い層が集まる職場には、以前にも増して学力の低い人が集まり、それが大きな社会問題を引き起こしているのかもしれません。
学力低下が問題視知れてしまう職場というのは、元々学力が低い人たちが集まっていたり、学力関係なく就ける仕事という言い方もできるでしょう。
学力低下が問題になっていない仕事に就こう
学力低下が問題になる職場には、著しく学力の低い人たちが集まってしまう可能性があります。
そのような職場にいることで、自分にも思いもよらなかった被害が及ぶかもしれません。
また学力がなくてもできる仕事の多くは、今後機械に奪われてしまう仕事でもあります。
学歴は問題ではありませんが、自分を向上させ頭を使う仕事に就くことが、これからの世界には必要なことだと思います。