今回は40代のSPI対策について書いていきます!
40代の転職活動では、やはり書類選考と一次面接が一番の山場となりますよね。
逆にそれを通過したということは、その会社に40代の転職者を受け入れる土壌があり、次の二次選考さえ通れば無事転職に成功できるわけですが、そこで鬼門となるのが「SPI」だと思います。
もう20年以上も勉学からは遠ざかっていた訳ですし、今更勉強しても覚えられるかどうか不安になりますからね。
特に勉強が苦手だった方にとっては、SPI試験の対策にはかなり苦労すると感じていることでしょう。
なので今回は、40代からのSPI対策について書いていきます。
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40代からのSPI対策とは
SPIの問題は主に「言語」と「非言語」に分かれます。
わかりやすくいってしまえば、「国語」と「数理」ですね!
SPIとはこうした問題によって、その人の能力や理解力を測る試験だそうですよ。
ちなみに僕は25年ぶりにこうした問題を勉強した訳ですが、やはり最初は全然解けませんでした(笑)
数理は得意だったはずなのですが、やはり時間が経つと解き方も忘れてしまっているものですね…。
特に40代のSPI対策は、まずは自分の現在地を知るという意味で、一回普通にテスト問題をやってみるのもいいでしょう。
きっと思ったより芳しくない結果が出ると思いますが、その分伸び代があるということですし、その後の勉強も楽しくなりますからね!
SPIの勉強の始め方
先ほど言った通り、SPIには言語と非言語の問題に分かれているのですが、あなたはどちらが得意でしょうか?
個人的な見解ですが、SPIを楽しく学ぶためには、自分が得意な方から手をつけるのが一番いいと思いました。
学生の頃は苦手なものほど勉強したかもしれませんが、40代ですと恐らく言語も非言語も高い点数ではないはずなので、まずは自分が得意な方から伸ばしていくのがいいというのが理由です。
それからSPIは学校のように点数だけで評価される訳ではなく、回答からその人の能力や得意な分野を見極めるのに使われます。
極論非言語が全然できなくても、言語がすごくいい点数であれば、「この人は論理思考は弱いが、文章の理解力に優れている」ということになり、論理思考と関係のない仕事や職種であれば、言語に特化した方が内定率は高くなります。
もちろん双方しっかり勉強するべきですが、優先順位を得意な科目に設定した方が、僕はいいのではないかと感じています。
SPIは性格検査もある
それからSPIには性格検査(適性検査)もあります。
名前の通りその人の性格や適性を測るための検査で、その内容で自社の社風と合う人材か、他の社員と上手くやっていけるかどうかを、企業側は判断します。
検査の仕方は言語や非言語の問題と同じく、設問にただ回答をしていくだけなのですが、これでかなり細かい性格まで分析できるようです。
(今勤めている会社にその時の結果を見せてもらったのですが、恐ろしいほど細かく分析されていました…笑)
面接でいくらいいことを言っても、この性格検査によってメッキが剥がれてしまうみたいですね。
性格検査の対策法は?
こういう検査がある以上、できるだけ性格のいい人物だと思われたいところですが…
実はSPIの性格検査は、回答に嘘があるかどうかまで判断されてしまいます。
性格検査の回答内容に矛盾が生じるなど、その回答が信頼に値しないと判断されると、「信頼係数」という値が低い数値を示します。
この信頼係数が高いほど、回答者は誠実に設問への回答をしていると言えますし、信頼係数が低ければその回答者が嘘をついていたり、自分を大きく見せようとしていることになります。
信頼係数が低いだけで内定の候補からは外されてしまいますので、SPIの性格検査の内容には誠実に回答するのがいいでしょうね…!
40代のSPI対策は、自分の得意分野から伸ばそう
40代の転職活動において、SPIがあることを憂鬱に思う方もいらっしゃるかもしれませんし、僕も実際そうでした。
しかしこの歳でも勉強すれば頭に入ってきますし、勉強も学生の頃を思い出すようで意外と楽しいものです(笑)
これから対策を始める方は、早速SPIの問題集を、得意な科目から勉強してみることをお勧めします。
学校のテストのように点数を競う試験ではないので、あなたの強みをアピールできるようにしてくださいね。
ちなみに問題集は一冊あればいいので、同じ問題集で2〜3周問題を解いていくと、大体の問題の傾向が掴め、言語も数理も平均以上の点数は取れるかと思います。
二次選考までいったら、あとはSPIさえ攻略すれば内定は目前ですので、できる対策はしっかり行っていきましょう!