職歴が多いと転職で不利になる
昔から言われてきたこれらの言葉は、今の転職市場ではそれほど関係ないそうです。
今は転職は当たり前の時代で、職歴が多いことが必ずしも転職しにくくなることには繋がらないと言われています。
しかしそれは若い世代での話。
40代の転職活動では果たしてどうなのか?という疑問を持ちましたので、今回の記事は職歴の多い40代は転職に不利なのか?というテーマで書いていきたいと思います。
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職歴の多い40代は転職に不利?
では実際のところ、職歴の多い40代は転職に不利なのでしょうか?
まず僕個人の転職活動で感じたことは、40代の転職活動はなんだかんだ職歴の多い少ないは関係してくるというものでした。
理由としましては、やはり「職歴が多い=会社を辞めやすい」という図式は、今も昔も採用側の懸念として大きいからでしょう。
僕は一つの大企業に勤めてきたので、どちらかというと恩恵を受けてきた側なのですが、「一つの企業に勤めてきたのは評価に値します」という言葉を何度もいただきました。
(他に褒めるところがなかったのかもしれませんが 笑)
今の会社も内部に入ってからわかったことですが、3回以上の転職経験がある方は年齢に関わらず書類選考で弾いてしまっていました。
職歴が多くても関係ないというのは、最先端の考えを持つベンチャー企業か、人手不足の業界に限った意見なのかもしれませんね。
今後は職歴の多さは関係なくなる可能性が高い
しかしその反面、一つの企業で働き続けるという生き方は、これからの時代の生き方ではないという話もあります。
アメリカのようにより転職を繰り返して給料を上げていくことや、複数の会社で働くような働き方も実現していくようなのです。
そのような時代になってきますと、職歴が多いことが転職で不利になることはなくなるでしょう。
むしろ僕のように一つの会社で働き続けていた方が、「限られた仕事しかできない」と馬鹿にされるかもしれません(笑)
時代の変化によって、職歴の多さが武器になる時代になることは十分考えられるのです。
問題は僕達が定年を迎える前にそれが実現するか…ということですが、時代の流れは急速に進みますし、今後5〜10年くらいで転職に対する考え方が一新していても決しておかしくありません。
僕達も時代に取り残されないよう、働き方に関するアンテナは貼り続けた方がいいかもしれませんね。
職歴が多いと不利になるが、今後は関係なくなる可能性大
まとめますと僕が経験する限り、今の時点では職歴が多いと転職活動は不利になると考えます。
少なくとも職歴が多い人を積極的に雇おうとする企業はあまりないでしょう。
しかし徐々に転職が当たり前になってきていますし、将来的には働き方そのものが大きく変わる可能性は大きいです。
そうなれば職歴の多さは転職に響かなくなりますし、寧ろ優位に働くことも出てくると思われます。
職歴の多い40代の方も、今は転職活動が大変だと感じるかもしれませんが、今を乗り越えれば将来より良い会社へ転職する機会に恵まれる可能性があります。
これからの時代に大切なのは職歴よりも実力なので、今のうちにどこの会社でも通用する武器を身につけておきたいですね。